Share Sliceが答えるのは、「これらの株数イベントが起き、ある保有者の株数が変わらなかった場合、期末の持分はどうなるか」という限定的な問いです。決算書のEPS開示を再現するものではありません。
計算式
開始時株数をS₀、シナリオ上の現在株数をS₁、固定した保有株数をH、固定した期間利益をIとします。新株発行、RSU権利確定、全額行使では入力株数を足し、自社株買いでは引きます。
持分 % = 100 × H / S₁ 株数増加率 % = 100 × (S₁ / S₀ - 1) 持分希薄化率 % = 100 × (1 - S₀ / S₁) 持分低下ポイント = 100 × H / S₀ - 100 × H / S₁ 簡易EPS = I / S₁
保有がゼロのときも表示する希薄化率は、一定の非ゼロ株数を保有していた場合の相対的な影響を表します。実際の持分はゼロのままです。自社株買いで希薄化率が負になる場合は、持分が増えたことを意味します。赤字の入力も可能ですが、一株あたり損失の絶対値が小さくなっても、株主価値が改善した根拠にはなりません。
決算書との違い
期中に何日発行されていたかによる加重平均は計算しません。自己株式方式、行使代金による買い戻し、転換仮定の調整、税効果、利益側の調整、反希薄化の判定も含みません。「全額行使」は全株が発行される仮定であり、全オプションを開示希薄化後EPSに含めるべきだという意味ではありません。
結果を使う前の確認
- 株数の単位を統一します。サンプルは百万株単位ではなく、実際の株数です。
- 利益は一つの明示した期間にそろえます。通貨欄はラベルであり、為替換算は行いません。
- 自分が増資に参加する場合や買い戻しに応じる場合、保有株数固定の前提が崩れます。このツール外で条件を組み直してください。
- 原資料の株式注記とEPS注記を読んでから、開示値と比較します。
株数は安全な整数範囲で入力し、結果はJavaScriptの浮動小数点で計算して小数点以下6桁を表示します。保存JSONは平文の入力です。非公開の財務前提を含むシナリオを公開しないでください。
原資料を読む段階では、同じチームが保守する関連製品Eqveroで公開開示を調べる方法があります。期間、株式注記、利益の定義を確認してからシナリオに入力してください。関連製品へのリンクやこの計算機によって、結果が法定希薄化後EPSになるわけではありません。